症状と症例

肋間神経痛の症状部位


胸の左右どちらかの胸の横から胸の前にかけて(多くは第5〜第9肋間)・肋骨・わき腹・おなか・足の付け根・会陰部・等など、背骨・背中から脇の下や胸,おなかに響く場合もあれば、痛みとしてははっきりしないものまであります。

胸椎捻挫・ヘルニア(脊髄の腫瘍)・外傷による血腫、による神経圧迫、帯状疱疹などの感染など、またはストレスや寒冷などにより痛みが生じると考えられ、肋骨に沿った部位や腹直筋上に、指で押すと痛みがおこる圧痛点が存在することが少なくありません。

肋間神経痛の痛みは帯状に胸や抹消神経が胸椎により圧迫されている場合などは、運動痛などの一定の動きに対して痛みが強くなります。

典型的な肋間神経痛は、からだ(背骨)をひねったり、咳・あくび・深呼吸、大きな声を出す、痛みのないほうにからだを曲げて肋間神経を伸ばすような姿勢をとるなどの胸郭運動をしたときも刺すような痛み痛みは強まったり、痛みが誘発されたりします。

女性の場合は生理の始まる直前などに、わき腹(乳房のあたり)が刺すような痛みがある場合もあり、乳がんと思われるケースや、思わず自分のお乳をさすることで乳癌の早期発見のきっかけになる場合もあります。

また、発病は中年以降に多い傾向があります。

疼痛は肋間神経の高さに従って胸郭を半帯状に取り巻くように放散し脊椎から肋骨に沿って、激しい痛みが突然起こり、持続時間は数秒から長くても数分と短いのが普通でくり返しておこります。

特に夜間に痛みが増すことが多いようです夜間寝返りなどでも激しい痛みとなり睡眠も障害される事もあります。

胸郭を動かすことで痛みが誘発されるほか、ひどい時は同側の肩甲部や背中に放散し、呼吸困難や会話をするのが困難に会話ができないほどの痛みになることもあり、脊椎をたたくと痛みが肋骨のあたりに響きます。

体動で発痛するなど、ひょんな拍子に痛むのが特徴ですが、安静時痛がある場合要注意です。

寝ていても痛みがあるような場合は、腫瘍などによる神経の圧迫が考えられますので、病院による検査が必要です。


関連症例

また肋間神経の異常で自律神経の症状が出る事があります。

内臓の異状ですが、内臓自体に検査の異常がなければ、肋間神経痛による自律神経の異常が考えられます。

この場合も胸椎の矯正が有効になります

ヘルペスなどの感染の場合も、常にピリピリした痛みがあり、動きによっても痛みが出ますので、湿疹が出るまで気がつかないことが多いです。

脊椎の病気や帯状疱疹が原因となることも多く、また、胸膜炎、肺炎、肺がんなどの病気と関係している場合もある。

ウイルス性疾患である帯状庖疹も肋間神経痛をきたすことがあるが、同時に神経の支配領域に相当する部位に小水泡をもった発疹を伴うことが特徴である。

肋間神経痛と鑑別すべきものとしては、骨疾患のための骨痛や脊髄疾患などのほかに、胸腔内および腹部臓器の疾患のための痛みがある。 

特に狭心症、心筋梗塞、解離性大動脈瘤、自然気胸、消化性潰瘍、胆石症などの鑑別は重要である。

まずは胸の息苦しさ、不安感等が出ましたら先ず医師の診察をうけましょう。

レントゲン・MRI・心電図等に異常が無く、気管支の収縮等も見られないときは肋間神経痛を疑ってみることです。