状況症状別診断

○寒邪が強い時

気候が寒くなると、特に冷たい風に当たると痛みを誘発したり増強したりする。
しばしば四肢の冷え、寒がりを伴う。舌は淡暗、苔は薄白。
『帯状疱疹』後の神経痛によくみられる

○湿邪が強い時

脇肋部の痛み、咳や呼吸や体位変換で痛みが激しくなる。
薄い白色の淡、胸脇部が張ってつかえる。
或いは重苦しい。舌は淡白、苔は白くべトーと厚い。
咳や深呼吸や寝返りで痛みが激しくなる。

○熱感がある(帯状疱疹がある)

胸部あるいは顔面、上肢に紅い疱疹が現れ、帯状に分布し、水泡が玉のように現れる。
焼けるような激しい痛み、しばしば口や咽喉部の乾燥感、煩燥、怒りっぽい、便秘などの症を伴う。
舌は紅、苔は薄黄。
●紅い疱疹が見られる急性期。
帯状疱疹後の神経痛

○熱感がある(帯状疱疹が無い)

胸部や脇肋分が痛む、呼吸すると増強する、寒くなったり熱くなったりする、胸や脇が重苦しい、口が苦い、咽喉部の乾燥感、或いは煩燥、悪心など。
舌は紅、苔は薄黄色。
風邪やインフルエンザに伴うものに多い。

○血行不良の時

胸脇部に刺す様な痛みがある。
痛む場所が一定している。
夜になると痛みが激しくなる。
時に局所の発赤・腫張や腫瘍がみられる。
又、腋窩リンパ節が腫大する事がある。
舌は暗紫色でした辺縁に斑点を見る。苔は薄白。
●痛む所が一定している。
夜になると痛みが激しくなる。
帯状疱疹が消失しても痛みが止まらない。

○ストレスや神経過敏な時

胸脇部が張って痛む。
痛みが感情の変化によって、ひどくなったり軽くなったりする。
胸部に煩悶感がある。
抑うつ、イライラして怒りっぽい、腹部の膨満感、食欲不振、舌は淡紅、苔は薄白。

○慢性化した時(少し熱感あり)

いつも胸脇部に鈍痛があり、目のかすみ、耳鳴り、四肢のしびれ、皮膚につやが無い等の症状を伴う。
舌は淡。
●鈍痛が続く。

○慢性化した時(気血不足)

痛みはひどくないがなかなか治らない。
疲れると痛みがひどくなり、休むと軽減する。
顔色が悪い、疲労倦怠感、食欲不振など、舌は淡、苔は白い。
●慢性に経過したもの、帯状疱疹後の神経痛に見られる。